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銀行共通API開発研究会

銀行共通API開発研究会

銀行APIとは、預金者の口座を管理する金融機関のシステムと、フィンテック企業のシステムとの間をつなぐAPIです。近年、海外ではフィンテック企業と金融機関とのコラボレーションにより様々なサービスが提供されています。しかし日本では、銀行ごとにAPIが異なる仕様になっているため、フィンテック企業は個々の銀行毎にひとつひとつAPIを開発しているのが現状です。この複雑さがフィンテックサービスの開発と普及の妨げの一因となっています。また現在、契約が進んでいるのは「参照系(AISP)」と言われる口座情報取得サービスに限られており、更新系(PISP)と言われる預金振込などの口座情報取得サービスについてはまだ、ほとんど進んでいないのが現状です。

そこで銀行共通API開発研究会は、フィンテックの発展に向け、広く情報開示して、プラットフォームの構築などをはじめインフラを整備することにより、様々な新しいサービスや利便性の向上に貢献することを目指します。本研究会が金融機関と力を合わせて、フィンテックサービスの利用者の利便性を高め、効率的なサービスを提供することが可能になると考えます。本研究会では、全ての国民がスマホやPCで簡単かつスムーズに手続きを完結できる銀行APIの開発を目指します。

研究会メンバー
  • 株式会社アイパワー
    地方公共団体システムの開発
    経済産業省電子レシート実証実験参加
  • アークテクト株式会社
    代表の有井貴志氏は、RIA技術(Rich Internet Application)の技術者。著書に「DSPによるディジタル信号処理プログラミング入門」等がある
  • エプソン販売株式会社
    財務・税務のコンピュータシステムの開発と販売。
    情報機器全般の販売
  • 株式会社カーム
    1987年設立の会計システムメーカー。主たる顧客は税理士、公認会計士。
    サクラス財務クラウドの開発と販売
  • CUOS株式会社
    DXに特化したシステム開発。代表の高山慎太郎氏は東証一部、株式会社ショーケース取締役、クラウドによるAIサービスを提供するコグニロボ株式会社取締役を経て同社を設立
  • 株式会社クラウドアシストサービス
    クラウド経理システムの開発。代表の新屋清信氏はMJS(開発部長)を退社後、同社を設立。各メーカーのクラウドシステム開発を支援
  • クラウドインボイス株式会社
    2023年に開始されるインボイス制度に対応するシステムの開発
    適格請求書発行システム等、インボイスのフロントランナー
  • 株式会社佐山経済研究所
    代表の佐山宇宏氏は日本アイ・ビー・エム、Microsoft、米国SAP Concur
    日本支社CTO、英国Fraedom日本支社CTOに着任。当研究会の開発部門最高技術責任者
  • 株式会社シスプラ
    1988年設立の財務会計、医業会計システムメーカー
    クラウド予算実績管理システム、クラウド経営支援システム等を開発
  • 株式会社スマイルワークス
    バックオフィス業務を統合するクラウドERP・統合基幹業務システムを開発。
    スマイルワークスERPはみずほ銀行にOEM提供
  • 辻・本郷税理士法人
    国内最大の税理士法人として国内外の会計・税務・コンサルティングを行う。
    職員は1,513名(税理士226名 公認会計士45名)
  • 株式会社タテムラ
    創業55年の財務会計システムメーカー。代表の舘村真二氏は日本情報振興協同組合、青梅IT協同組合など理事を歴任。経済産業省認定スマートSMEサポーター
  • 株式会社TBSビジネス・ソリューション・テクノロジー
    代表のグェン・ミン・タイ氏はベトナム、ホーチミン工科大学、コンピューターサイエンス学部卒。SBIビジネスソリューションズを経て同社を設立
  • 株式会社ティー・ワイ・ソリューションズ
    代表の義永洋士氏は安川電機、ロータス株式会社、インテュイット株式会社(現:弥生/「WEB弥生」CTO)を経て同社を設立。一般社団法人フィンテックガーデン理事長
  • 日本情報開発株式会社
    経理・建設業システム開発メーカー。主たる顧客は税理士、公認会計士。
    法務局発行の登記識別情報通知書システム等
  • 日本情報振興協同組合
    情報処理事業者による全国組織の事業協同組合
    JIAビジネスフェア等を開催
  • 日本ビズアップ株式会社
    財務会計・税務システムの総合クラウドメーカー。
    国内すべてのビズアップグループを束ねる
  • 株式会社HAYAWAZA
    代表の大河内信人氏は東芝情報システム、ノベルにてカーネル(OS)の開発・移植。
    その後、米国シリコンバーレーでベンチャー企業の開発支援を行う
  • ファーストアカウンティング株式会社
    AIによるOCRシステムの開発。
    「障害者×AIによる高度経費精算業務の実施に関する実証実験」に参加
  • バンカーズ・ビジネス・ソリューションズ株式会社
    代表の大場昌晴氏は、住友銀行(現三井住友銀行)にて企業取引や融資部門でITシステムを独自開発。銀行内部の手続きやシステム改善を行う。当研究会の金融部門最高情報システム責任者
  • 一般社団法人フィンテックガーデン
    国内の最高技術を持つ開発者を企業の垣根を取り払い参加できる組織として設立。
    技術者の開発コンテスト「フィンテックアワード」を開催
  • フィンテックを考える税理士の会
    フィンテック、DX等の先進的なシステム開発をサポートする税理士の全国団体。
    代表の杉山靖彦氏はマイクロソフト株式会社を経て税理士登録
  • 株式会社フリーウェイジャパン
    国内最大級(36万ユーザー)のクラウド会計・税務システムメーカー。
    一般社団法人フィンテックガーデン設立メンバー。代表取締役の井上達也氏は当研究会の代表
  • 株式会社MAP経営
    国内最大級の経営計画システムメーカー。管理会計(意思決定会計)専用システム等。
    税理士・公認会計士を対象に「MAS監査プランナー」を育成
  • 山中ソフトウェア製作所
    代表の山中史彦氏は、株式会社図研を経て独立。フィンテック関連システム、eラーニング、AIシステム等を開発。バランスシートレンディング特許取得
  • 株式会社ROBOT PAYMENT
    クラウドによるオンライン決済システムの草分け。国内最大級の経理向けオンラインイベント「日本の経理をもっと自由にカンファレンス」を主催

※CTO ・・・最高技術責任者

銀行共通API研究会

代表

井上 達也

株式会社フリーウエイジャパン
代表取締役

日本デジタル研究所を経て1991年に同社を設立。1980年からマイコン(現在のパソコン)でプログラミングを行う。同社は経理・勤怠クラウドシステムなどを開発し34万ユーザーにシステムを提供している。国内の最高レベル技術者による技術研究組織、一般社団法人フィンテックガーデンの設立メンバーに加わる。

金融部門
最高情報システム責任者

大場 昌晴

バンカーズ・ビジネス・ソリューションズ株式会社
代表取締役

1980年住友銀行(現三井住友銀行)に入行。企業取引や融資部門で作業の効率化の為ITシステムを独自開発。富裕層へのコンサルティング業務の傍ら、銀行内部の手続きやシステム改善に尽力する。34年間に渡り住友銀行で得た会計、税務知識、コンサルティングノウハウ、IT技術を融合させた新しいシステムを開発するため、2014年に同社を設立。

開発部門
最高技術責任者

佐山 宇宏

株式会社佐山経済研究所
代表取締役

日本アイ・ビー・エム、Microsoft を経て、2010 年からクラウド経費精算システムの米国 SAP Concur 日本支社において、執行役員最高技術責任者(CTO)に着任。2013年から英国クラウド経費精算システムの Fraedom 日本支社において、執行役員最高技術責任者(CTO)に着任。現在、経費精算システムの開発コンサルティングを行う。