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フィンテックガーデン設立趣旨

- ABOUT -

一般社団法人フィンテックガーデンは、フィンテックを支える技術研究機関として誕生いたしました。DXや金融、共通プラットフォームやAPIなどの研究を通じて、FinTech市場の活性化に寄与してまいります。

MESSAGE 理事長ご挨拶

今日、新聞やネットでフィンテックという言葉を聞かない日はありません。しかし国内のフィンテック事業は嬉々として進んでいないのが現状です。一般社団法人フィンテックガーデンはこうした国内の現状を打開するために、国内のフィンテックのデータの一元化、共通APIの開発支援を行う団体として誕生いたしました。

データを一元管理する事が出来れば様々なデータを自由に入出力する事ができるようになります。もちろんフィンテックガーデンのAPIは開発会社にも公開され自由に利用する事が出来ます。
またフィンテックガーデンは金融だけで無く、保険や会計、電子領収書など業種業態により異なるプラットフォームを作成していきます。

フィンテックガーデンの「ガーデン」の由来は個々の業種業態ごとのプラットフォーム、つまり「庭」を作るという所から派生しています。データの一元化、共通プラットフォームにより、国内企業の繁栄を様々な角度から支援していきたいと考えています。

一般社団法人フィンテックガーデン 理事長 義永 洋士

一般社団法人フィンテックガーデン
理事長 義永 洋士

理事長 義永 洋士

国立大学法人、豊橋技術科学大学大学院卒。
制御系システム開発技術の研究者として安川電機、ロータス株式会社、インテュイット株式会社(現:弥生)を経て一般社団法人フィンテックガーデン開発委員会を設立。学術論文に「誤りを含んだ音素系列からの候補単語の検索」などがある。

フィンテック技術者の支援

- ENGINEER SUPPORT -

まず最初に質問です。あなたのパソコンに日本人が作ったソフトウエアはいくつインストールされていますか。日本人が作ったクラウドサービスは世界でどのくらい利用されていると思いますか。
今やフィンテック(金融と技術の融合)という言葉を聞かない日はほとんどありません。世界各国でブロックチェーンや新しい決済サービス等が次々と産まれています。こうした技術への投資額はすでに数兆円を超えるといわれています。
また日本でも2018年10月2日にIDC Japan株式会社が発表した「国内における「FinTech」のIT支出への波及効果に関する調査結果を発表」によると2022年には1,681億円に拡大すると発表しました。

「国内における「FinTech」のIT支出への波及効果に関する調査結果」

しかし2018年10月30日にKPMGコンサルティングが公表した、世界のフィンテック企業をランキングにした「2018年版フィンテック100」で日本企業は2社しか選出されていません。このままでは、日本はフィンテックの世界市場から取り残されてしまうでしょう。
私事で恐縮ですが20年ほど前、ある金融機関からシステムの開発依頼を受け、当時の最高の技術で製作したことがあります。ところが金融機関の担当者から「その技術は前例がない。作り直してくれ」と言われたことがあります。日本では大企業が作成したシステムやみんなが知っている言語を使わなければビジネスにならなかったのです。
こうした古い考え方が日本の開発者から技術の進化を奪ってしまいました。このままでは日本は、世界のフィンテック市場から取り残され、システム開発だけでなく国内経済までもが世界市場に食い荒らされてしまうでしょう。
フィンテックガーデンは日本の開発者を再び立ち上がらせ世界に通用する「日本製のシステム」を製作することをめざして設立されました。古くてつまらないシステムの修正に明け暮れている技術者の皆さん、大企業の下請けや孫請けで、朝から晩までソフトを開発させられてる技術者の皆さん、今こそ今こそ立ち上がる時なのです。

一般社団法人フィンテックガーデン
事務局長 井上達也